4日に告示され、20年ぶりの選挙戦に突入した三養基郡基山町長選。現職に前町議会副議長が挑む構図で、1期4年の松田町政への評価や、町民の高齢化に備えた対策、子育て支援の施策などが争点になる。継続か刷新か-。両候補は第一声に熱を込め、厚い支持を求めた。

  新人で前町議会副議長の久保山義明候補(53)=宮浦=が宮浦の選挙事務所で開いた出陣式には、町議3人や久保山候補と交流がある佐賀県内の市町の議員、若手有志ら約280人(陣営発表)が集った。

 応援弁士の鳥飼勝美基山町議は、選挙戦に至った経緯に触れて「町政に町民の声が届いていない」と現町政を批判した。久保山候補は、出馬を決意してから態勢を整えるまでのこの1カ月を振り返り「もううねりは起きた。もう一度、みんなの声を拾って私に力を貸してほしい」と強調した。

 現職の松田一也候補(62)=1期、長野=は宮浦の選挙事務所前の出陣式で気勢を上げた。町議7人や地元選出の県議、三養基郡内の首長、町商工会女性部のメンバーら約500人(陣営発表)が参加した。

 品川義則町議会議長は応援演説で「この4年間で基山町はぐっと動いた。さらに発展させていこう」と訴えた。松田候補は新たな施策として、町役場での高齢者の免許返納を調整していることや、久留米大との健康づくりを示し「皆さんと一緒に町をよくしていくと約束する」と力を込めた。

 両候補とも出陣式を終えると街演に出発し、町中心部から山間部まで精力的に回った。

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