医療マスクが入った段ボール箱を運ぶ郵便局員ら=唐津市和多田の市災害用資材倉庫

 中国を中心にした新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、唐津市は4日、友好都市の中国・揚州市に医療用マスク1万枚と防護服セット200セットを送った。現地の医療関係者を対象に届け、感染の拡大防止を支援する。

 揚州市から「マスクが不足している」というメールが届き、唐津市内の災害用資材倉庫に備蓄していた医療用N95マスク1万枚に加え、別のマスクと防護服、ゴーグルの3点セットの提供を決めた。「揚州市 加油(頑張れ)」とメッセージを張った段ボール箱に詰め、市職員と郵便局員が次々と車に積み込んだ。航空便で約1週間後に届けられる。

 人口450万人の揚州市では4日現在、14人の感染が確認されている。唐津市国際交流地域づくり課は「これ以上感染が広がらず、早期に終息することを願っている」と話した。

 唐津市と揚州市は1982年2月に友好都市になり、2017年には友好35年の記念行事を実施した。韓国・麗水(ヨス)市を含む3市で毎年、持ち回りで囲碁交流大会も開いている。

このエントリーをはてなブックマークに追加