佐賀県旅館ホテル生活衛生同業組合は、県内の宿泊施設を対象にした「新型コロナウイルス流行による中国人海外渡航禁止の影響調査」の結果をまとめた。回答があった45施設のうち15施設が影響を受け、100人を超える予約キャンセルが3施設であった。

 調査は中国政府が海外への団体旅行を禁止した1月27日から5日間、148施設を対象に行い、45施設から回答を得た。

 影響があった15施設で解約人数が最も多いのは379人で、286人、106人もあった。その他は数件、数人が多く「コロナウイルスが怖いと韓国の4人が解約した」「日本人のキャンセルもある」など中国以外からの解約もある。「200人規模の日中の国際会議が5月に延期になった」というケースもあった。

 また、複数の施設に「自分の宿泊日に中国人は宿泊するか」「中国人の宿泊があれば予約を取りやめたい」という内容の問い合わせがあり、「チェックインの際に中国人の客を見てキャンセルした人がいた」というところもあった。

 組合の大宅賢二専務理事は「団体を含めて中国からの客を積極的に受け入れているかどうかで影響に違いがあるようだ。中国だけでなく、アジア圏でも旅行を自粛する動きがあるようで心配」と話し、動向を注視している。

このエントリーをはてなブックマークに追加