今春、高校を卒業する生徒たちを紹介します(五十音順、敬称略)。
■唐津西
井手 綾花(いで・あやか)「チャレンジ」を信条とする生徒会長。国際交流、地域福祉、SDGsと校外にもフィールドを広げた。「地域創造の担い手」を目指し鳥取大地域学部で知見を深める。唐津市和多田。
佐々木 琴音(ささき・ことね)中学から卓球を始め「個人で戦いながら後ろに仲間がいる」ことの心強さを知った。小学時代から年賀状をやりとりする恩師の背を追って佐賀大教育学部に進む。唐津市西城内。
鈴木 萌風(すずき・もえか)小学時代から琵琶湖でヨットに乗り、海風を求めて唐津へ。1人暮らしをしながらインターハイ4位など入賞を重ねた。郷里の京都産業大で「インカレを目指す」。唐津市新興町。
林田 晶(はやしだ・しょう)中学時代から下校時にごみ拾いを始め、環境問題への関心は進路となり、福岡大化学システム工学科に入学。「多くの人と協力して課題を解決する人になりたい」。唐津市浜玉町。
宮﨑 啓輔(みやざき・けいすけ)振り返って「3年間ひたすら笑ってた」。出場メンバーを自ら決めるサッカー部主将の重責も信頼で果たした。西南学院大外国語学科に進み、語学力を磨く。唐津市山下町。
山田 怜(やまだ・れい)野球部キャプテン、双松祭リーダー。みんなを引っ張る存在で、「周りを見る力がついた」。看護師の母と国境なき医師団の活動に触発され、西九州大看護学科に進む。唐津市北波多。
吉田 絵美(よしだ・えみ)小学時代の夢は先生だったが、お世話になった町の人たちに恩返しをと玄海町職員に。独学で秘書検定2級を取得。「礼儀から企業形態まで社会人の常識」を学び準備万端。玄海町。
■早稲田佐賀
伊勢 愛里(いせ・あいり)ホームルーム委員、体育祭学年リーダーや3年間「さが総文」実行委員を務めた。早稲田大教育学部へ。「社会で活躍する人材を育成する仕事がしたい」と語る。佐賀市高木瀬町。
重松 貴樹(しげまつ・たかき)テニス部で県総体団体3連覇、九州大未来創成科学者育成プロジェクトにも参加、「濃密な早稲田佐賀の6年間だった」。外科医を目指し、国立大医学部を志望。唐津市浜玉町。
高嵜 翔世(たかさき・しょうせい)野球部に所属、「部活を通し多くを得た」と語る。早稲田大政治経済学部へ。「鍋島直正のようなリーダーシップ、先見性を兼ね備えた知事」になるのが夢。唐津市神田。
田久保 信哉(たくぼ・しんや)寮生活、ホームルーム委員、経団連主催のリーダー養成塾など豊富な経験を積んだ。國學院大人間開発学部へ。「児童に夢を与えられる小学校教師」を目指す。小城市三日月町。
松岡 伊織(まつおか・いおり)放送部で活躍。全国大会出場や「さが総文」では開幕パレードの司会を務めた。「アナウンサーになるため、国際的視野を養いたい」と早稲田大文化構想学部へ。唐津市山下町。
山根 理桜(やまね・りお)中、高で茶華道部長を務め、昨年「花の甲子園九州北大会」で準優勝した。早稲田大人間科学部に進み「将来は出身地、熊本・八代の地方創生に貢献したい」と語る。唐津市西旗町。
山村 弌基(やまむら・かずき)成績、授業態度が優秀。バスケ部部長を務め、皆で話し合い自主的に活動できたのが思い出。国立大理系を志望。「将来は地元・伊万里を盛り上げる」のが夢。伊万里市大坪町。