スポーツや文化活動で活躍し、奨励金支給の対象となった学生たちと大学関係者。前列右端が大谷桃子選手=神埼市の西九州大

奨励金のお礼を述べ、東京パラリンピック出場への意気込みを語る大谷桃子選手=神埼市の西九州大

 西九州大はスポーツや文化活動で活躍する学生を応援しようと、寄付金・奨励金支給式を3日、神埼市神埼町の神埼キャンパスで開いた。東京パラリンピック出場を目指す車いすテニスの大谷桃子選手(24)=スポーツ健康福祉学科4年=に新設の「アスリート応援寄付金」約230万円が贈られた。

 西九州大は毎年、大会の成績などに応じて奨励金を支給している。今回は大谷選手ら5個人、4団体が選ばれた。

 加えて大谷選手に海外遠征や大会に参加する選手を支援する「アスリート応援寄付金」を初めて支給した。この寄付金は昨年9月から募り、県内外の企業や同窓会、学生や大学職員などから寄せられた。今回は要件を満たした大谷選手に全額を贈った。

 支給式で福元裕二学長が「国内外で上位の成績に入り、五輪・パラリンピックを目指す選手が在籍することを誇りに感じている」とあいさつ。学生を代表して大谷選手が「奨励金で多くの遠征を回ることができた。卒業後、メダルを見せに来られるように頑張りたい」と謝辞を述べた。

 

「東京パラでメダルを」 大谷選手意気込み

 本年度から創設された寄付金を受け取った大谷桃子選手は、車いすテニスで昨年の世界国別選手権で団体準優勝に貢献するなど実績を積み、東京パラリンピック出場を目指している。

 出場権は6月に発表される世界ランキングで上位22人に与えられる。大谷選手は現在9位で、「ポイントの争奪戦になる。まずはしっかり22位以内に」と気を引き締める。1月のオーストラリア遠征に触れ、「ここ最近は良い練習ができている。バックハンドがかなりうまくいった」と手応えを感じている。

 3月に西九州大を卒業した後も、県内に拠点を置いて練習する。「課題の体力をつけ、パラリンピックでメダルを」と意気込む。

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