唐津市の神集島近海で民間企業が計画している大規模な洋上風力発電に関し、佐賀県は3日、環境影響評価(アセスメント)方法書に対する知事意見を経済産業相に提出した。

 意見書では、騒音や超低周波音、風車の影について考慮を求めた。周辺には七ツ釜展望台などの眺望点があり、発電機の配置や塗装を検討するにあたり、景観への影響を回避するよう指摘した。水環境や生態系、海水浴場など、自然との触れ合いの場にも影響が懸念されるとして適切な調査、評価を求めた。

 計画では、東京の「再エネ主力発電化推進機構洋上唐津発電合同会社」が神集島近海に風力発電機34~43基を設置し、最大総発電量は40万8500キロワットを見込んでいる。今後、経産相から勧告を受けてアセスを実施し、その結果を準備書に取りまとめる。

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