佐賀鍋島藩の迎賓館にゆかりがある佐賀市松原の土地での高層マンション計画で、建設見直しを求めるまちづくり団体「さが長崎街道まちづくり実行委員会」(寺町博会長)が1月31日夜、地元住民らに経過を報告した。建設の代替案として、予定地近くにある公衆トイレと交番の移設を佐賀市と佐賀県警本部に申し入れたことを説明した。

 マンションは鉄筋コンクリート13階建て(高さ約40メートル)で、タワーパーキング(45メートル)を併設する計画。景観を損なうという住民側に配慮し、第一交通産業(北九州市)が昨年6、7月に予定していた着工を1年据え置く対応をしている。

 実行委は、建設予定地に松原神社境内にある市の公衆トイレを移し、遊歩道を設けるよう秀島敏行市長に昨年10月に申し入れたことを報告した。「佐嘉神社角交番」の移設についても、杉内由美子県警本部長に昨年12月に要請した。

 報告会には約20人が参加し「建設をやめてほしいという思いは変わらない」などの意見が出た。

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