養育費などについて説明する家庭問題情報センターの江口朋子さん=佐賀市の県ひとり親家庭サポートセンター

 離婚後の養育費をテーマにした講演会が2日、佐賀市神野東の県ひとり親家庭サポートセンターで開かれた。ひとり親家庭の保護者やその支援者らが参加。法的手続きに基づいて両親がきちんと養育費の支払いなどを取り決める大切さや、子どもを傷付けないための対応の在り方を学んだ。

 公益社団法人家庭問題情報センターの江口朋子さんが、具体的な相談事例を示しながら解説した。離婚の際は当事者同士の話し合いが難しくなる状況を挙げつつ、「子どもの父親、母親であるのはずっと変わらないので、会いたくなくても連絡を取る必要がある」と助言した。

 夫婦間の関係の悪化から養育費を取り決めずに離婚してしまうケースも取り上げ、「子どもにダメージを与えないように進めるのが望ましい。養育費の支払いが離れた親からの愛情のメッセージになって子どもは安心する」と強調した。

 講演会は県母子寡婦福祉連合会(久米幸子理事長)が開いた研修会「ひまわりトーク&トーク」の一環で開かれた。ワークショップやひとり親家庭の交流などもあり、約80人が参加した。

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