洪水から身を守るため、ハザードマップの確認などを呼び掛けた気象予報士の森朗さん=佐賀市のガーデンテラス佐賀ホテル&マリトピア

 昼の情報番組「ひるおび」に出演中の気象予報士・森朗(あきら)さん(60)が1日、佐賀市のガーデンテラス佐賀で講演した。「たかが雨では済まされない」と題し、大雨や猛暑といった近年の異常気象や昨年8月の佐賀豪雨の特徴を話し、ハザードマップを事前に確認して身を守るよう呼び掛けた。

 森さんはテレビの気象解説さながらに、動く画像を映しながら分かりやすく講演。昨年の佐賀豪雨は、非常にたちの悪い線状降水帯がもたらしたと説明した。海面水温の上昇が近年の異常気象の原因ではないかと分析し、大雨の降り方の特徴や雷の危険性などについて注意を促した。

 洪水被害から身を守る方法として、森さんは佐賀市のハザードマップを紹介。浸水被害の恐れがあるエリア、山手の土砂災害の恐れがあるエリア、いずれにも属さない空白エリアを示し、「夏が来る前に自宅などを確認してほしい」と呼び掛けた。佐賀県内の自然災害の伝承碑についても触れ、過去の被害から学ぶことの重要性も語った。

 講演は自然災害が頻発する中、県労働者福祉協議会(井手雅彦理事長)が開き、約300人が聴講した。

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