昨年のワールドカップ(W杯)をきっかけに人気が高まるラグビーの体験教室が2日、鳥栖市の駅前不動産スタジアムで開かれた。小学生約140人が参加し、トップリーガーと共にラグビーの魅力に触れた。
トップリーグの公式戦「宗像サニックス-クボタ」の試合前にピッチで開催し、両チームの選手計8人と高校生が指導役を務めた。
子どもたちは4グループに分かれ、トライやラインアウト、パスキャッチやタグラグビー形式の鬼ごっこに挑戦。トライ練習ではゴールに置かれたマットにボールを持って勢いよく飛び込んだり、鬼ごっこではタグを取られないように小刻みなステップを踏んでかわしたりするなど、初めてのラグビーを楽しんでいた。
兄弟で参加した鳥栖市の岡本環太君(7)は「ジャンプしてボールを取るところ(ラインアウト)が楽しかった」。兄の瑛太君(10)は、トライの練習が印象に残ったといい、「ラグビーをやってみたくなった」と話していた。