第42期県アマ囲碁最強者戦の優勝大会で、優勝した武雄市の橋口正さん=佐賀市の日本棋院佐賀中央支部

 第42期佐賀県アマ囲碁最強者戦(佐賀新聞社主催)の優勝大会が2日、佐賀市駅前中央の日本棋院佐賀中央支部で開かれた。橋口正さん(63)=武雄市=が3年ぶり、9回目の優勝を果たした。橋口さんは来月14、15日に行われる挑戦手合三番勝負で、現最強者の藤村勇斗さん(東明館高3年)と対局する。

 大会には12人が参加した。予選のパラマス戦には8人が出場し、勝ち上がった4人がシード勢を加えた本戦トーナメントに進んだ。

 決勝は橋口さんと樋口駿君(嬉野小5年)の顔合わせで、握って樋口君の先番となった。

 四隅とも小目のタスキ型布石でスタートした。黒の厚み対白の実利という形で進行した。中盤、白は黒模様の制限を目指すとともに、右上隅の黒を圧迫したが、黒もさばきに成功し、互角の形勢で進んだ。その後、模様の接点での攻防で黒はやや堅実に受けすぎたきらいがあり、地で先行していた白が優位に立った。

 しかし、黒は厚みを生かし、白の薄みを追及。一瞬の隙を突き、白の眼を奪い、白の大石の死活をかけるコウが発生した。息詰まるコウ争いが続いたが、白はコウの代償を最小限でしのぎ、辛うじて1目半の勝ちを収めた。

 橋口さんは「寄りつきがすごかったが、運が良かった」と振り返り、挑戦手合は「粘り強さがポイントになる」と語った。

 優勝した橋口さんには佐賀県知事賞、準優勝の樋口君に県議会議長賞、3位の別府拓朗さん(早稲田佐賀高3年)に佐賀市長賞が贈られた。

 挑戦手合三番勝負は、佐賀市神園の「神野のお茶屋」で開く。

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