再編・統合の議論が必要とした公立・公的病院名の厚生労働省による公表について、佐賀県と県内20市町のうち、「不満」「やや不満」と回答したのは全体の52・4%に当たる11自治体だった。嬉野市と杵島郡の江北町、白石町は「おおむね妥当」と答え、6市町は「その他」だった。

 公表に否定的な考えを示した自治体のうち、伊万里市は「診療実績だけで診療機能を評価し統廃合を進めた場合、地域の実情に応じた医療体制がとれないと考える」と答えた。多久市は「病床規模や地域での診療機能が考慮されていない」とした。

 病院の再編・統合や病床数の見直しを促す国の方針には、県や8市町が「どちらかといえば賛成」と回答した。鳥栖市は「効率的な医療提供体制の整備については良い」としつつ、「それにより地域の医療資源が減少し、適切な医療ケアが実施できなくならないようにしてほしい」と求めた。「どちらかといえば反対」「反対」は5市町で、杵島郡大町町は「地元住民にとって必要不可欠な医療機関がある」と指摘した。6市町は「その他」だった。

 2025年の必要病床数に近づけることについては三養基郡基山町と白石町が「可能」とし、小城市と西松浦郡有田町が「困難」と回答した。「どちらともいえない」と答えたのは16自治体だった。神埼郡吉野ヶ里町は全ての設問で無回答だった。

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