路線バス再編のお知らせを時刻表板に入れる昭和自動車の社員=佐賀市富士町の富士小学校前バス停

 佐賀県内26路線の路線バスの見直しを4月に計画している昭和自動車(唐津市)は1日、再編対象になる佐賀、神埼、小城、多久、武雄の5市のバス停に通知書を張り出す作業を始めた。代替交通のコミュニティーバスでは、昭和自動車の定期券や乗車券が一部路線を除いて使えなくなることを強調している。

 通知書には、別の運行会社に変更される区間や路線を詳しく掲載した。三瀬-横武、脊振地区、旧富士町9路線などで定期券が利用できなくなると注意を促している。多久武雄線は「車両変更路線」で、バスからジャンボタクシーに変わるだけで定期券を引き続き使えると説明している。

 北部バイパス線、三瀬宿-三瀬車庫前、大町橋-片田江は「廃止路線・区間」で、いずれも県地域公共交通活性化協議会の承認後、正式決定されるという断り書きを入れた。

 通知書はA4判1枚でラミネート加工しており、「お知らせ」として時刻表板に入れ込んでいる。2日までに5市のバス停192カ所、270ポールで明示する予定。バスセンターや公共施設に張り出すことも検討している。

 昭和自動車の乗合事業部の黒田正直部長は「4月1日の再編まで2カ月を切っており、幅広く知らせることで混乱を招かないようにしたい。スムーズに代替交通へ移行していければ」と話した。

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