悪戦苦闘しながら綿を紡ぐ生徒たち=佐賀市の大和特別支援学校

手製の糸繰り車を使用して綿から糸を作り出した

 育てた綿を使って糸を紡ぐ授業が1月31日、佐賀市大和町の大和特別支援学校で開かれた。高等部2年の40人が手作りの糸繰り車に綿をかけて糸にした。肌触りの良い綿に触れ、生徒たちから笑みがこぼれた。

 生徒たちは昨年5月に校内の畑に種まきし、秋に綿を収穫した。授業では成長過程の写真を使って振り返った。光合成で綿が大きく成長したこと、木が枯れる代わりに種を残して次の綿につなげていることなどを学習した。顕微鏡を使って綿の繊維も観察した。

 その後、川副町の工房「有明木綿」の村上ふみ子代表の指導の下、段ボールと割り箸で作った糸繰り車で綿を紡いだ。綿をねじりながら細くまいていき、「糸がずっと同じ太さにはならない。とても難しい」と悪戦苦闘していた。 

 授業は年間を通して綿の栽培から物作りまでを学ぶ学習で、新年度は糸を材料にコースターを作る予定。

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