佐賀労働局が31日発表した2019年平均の有効求人倍率は、前年比0・02ポイント減の1・29倍で、10年ぶりに前年を下回った。佐賀労働局は、労働市場に出られる人は「出切った状況にある」とした上で「下降線をたどるというよりは、1・2倍台の後半がしばらく続くのでは」とみている。

 マイナスに転じたものの、18年に次ぐ過去2番目の高水準になった。産業別に見ると、建設、情報通信、運輸、郵便などで新規求人が前年より増えている。

 19年12月の有効求人倍率(季節調整値)は前月を0・03ポイント上回る1・30倍だった。新規求人数は前年同月比1・0%減の6267人。新規求職者数は0・2%減の2452人。有効求人数は3・3%減の1万8145人、有効求職者数は0・8%減の1万2912人。

 正社員の有効求人倍率は前年同月を0・01ポイント下回り、1・07倍になった。12月単月での比較では10年ぶりにマイナスに転じた。

 産業別の新規求人数を前年同月と比べると、運輸、郵便で1・8%増、サービスで1・8%増。宿泊、飲食サービスは30・7%減、卸売、小売は12・3%減っている。

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