国土交通省九州地方整備局は、管内での国の補正予算の概要を発表した。佐賀県関係では、沖縄県の首里城の火災を教訓に、国営吉野ケ里歴史公園の夜間の防火対策として事業費2億6千万円を盛り込んだ。

 佐賀県内分の補正予算額は国の直轄事業が62億1100万円、補助事業が91億8200万円。

 九地整都市整備課によると、夜間の火災に備え、警備員の詰め所に火災報知器の情報を把握するための表示板を整備する。監視カメラも新設、更新する。事業は2020年度に繰り越し同年度中の完了を目指す。

 国管理の公園内には主祭殿や物見やぐらなど復元した建物が98棟ある。都市整備課は「異常があれば警備員がいち早く駆けつけられるようにする。復元建物も文化財に準じるものとして扱っていく」と話す。

 昨年8月の豪雨被害で内水氾濫が生じた六角川水系では、浸水被害を防止・軽減するため既存の排水機場や排水ポンプ車を更新し、機能を強化する。嘉瀬川、松浦川の堤防も強化する。

 道路関係では有明海沿岸道路の大川佐賀道路で、佐賀市諸富町の諸富インターチェンジ(IC、仮称)周辺の改良工事に2億5千万円を計上した。

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