金賞を受賞した永渕ファームリンクの熟成サラミ

IFFA日本食肉加工コンテストで金賞と銀賞に輝き、表彰される永渕ファームリンクの永渕雄輝工場長(右から2人目)

 佐賀県藤津郡太良町の養豚業、永渕ファームリンクの肉製品、熟成サラミとフランクフルター(絹挽きウインナー)が、ドイツ食肉連盟主催のIFFA日本食肉加工コンテストでそれぞれ金賞と銀賞に輝いた。いずれも、多良岳の麓で育てられた金星佐賀豚を原料にこだわり抜いて製造した品で、同社は「今までやってきたことが評価された」と喜んでいる。

 3年に1回ドイツで開かれるコンテストで「ハム・ソーセージのオリンピック」ともいわれる。今回、日本で豚コレラが発生し、応募製品をドイツに持ち込むことができなくなったため、特別に千葉県で日本版のコンテストを昨年8月に実施した。国内から応募があった530点をドイツから招いた食肉マイスターが味や風味、肉質などについて審査した。

 審査50項目全てをクリアし、金賞に認定されたサラミは乳酸菌を使い1カ月近く熟成させ、柔らかく、かむほどに味わいが増すのが特徴。1項目だけクリアできず銀賞になったフランクフルターは、金星佐賀豚に和牛を加えさっぱりした味わい。同社の永渕雄輝工場長は「ダメもとで初めての出品だったが、細かい審査の末、本場のドイツ人から認められ自信になった」と話した。

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