経営難で事業譲渡先を探している総合スポーツクラブ「リョーユースポーツプラザ」(佐賀市末広)の会員らが、存続を願って署名活動をしている。昨年8月の豪雨で小城市牛津保健福祉センター「アイル」のプールが使えなくなり、教室が開けず経営難に拍車がかかった施設で、閉館の危機に会員や家族、過去の在籍者らが署名に応じ、1週間で500人分が集まった。

 クラブは親会社のリョーユーパン(福岡県大野城市)を中心に譲渡先を探し、見つからなければ3月末で閉館する予定。11日の佐賀新聞での報道後、多くの会員から「経営者や名称が変わっても存続してほしい」という声が上がり、21日から署名活動を開始した。

 80代女性は「送迎バスもあり、高齢会員にとっては貴重な交流の場。『行き場がなくなる』と落胆している人も多い」と心配し、30代女性も「仕事帰りに仲間と発散する場がなくなるのは困る」と話す。

 呼び掛け人が29日にクラブへ確認したところ、譲渡交渉は継続中だった。「どれだけ大切な施設かを知ってもらい、交渉の力になりたい」と話す。署名は2月2日まで募り、関係者に届ける。問い合わせは事務局、電話090(3017)0546。

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