高校の書道教師の大作が並ぶ書作展=佐賀市の佐賀大学美術館

高校の書道教師の大作が並ぶ書作展=佐賀市の佐賀大学美術館

 県内の高校で書道を教える教師の作品展が、佐賀市の佐賀大美術館で開かれている。日頃の研さんの成果発表の場として、漢字やかな、近代詩、少字数書など32人が多彩な作風の47点を出品。躍動感や格調の高さが光る力作が並ぶ。2日まで。

 県高校教育研究会書道部会(瀬戸口洋代表)が開いている。佐賀学園の瀬戸口代表は、全紙サイズ4枚を組み合わせた少字数書の「飛動(ひどう)」を出品。生徒たちの飛躍と躍動を願いながら、力強く筆を運んだ。墨の飛沫(ひまつ)が豪快さを感じさせる。佐賀清和の木下陽子さんは中国・清時代の優雅な趣の隷書を並べる。

 雄渾な筆遣いの行草体「龍遊鳳舞(りゅうゆうほうぶ)」を出品している伊万里の田口美由紀さん(33)は「広々とした展示空間を意識し、大作を創り上げた出品者の気概を感じてもらいたい」と来場を呼び掛ける。

 会場には、県高校臨書展の優秀作品、昨年の全国高校総合文化祭(2019さが総文)の取り組みを紹介する写真も展示している。

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