県内最大規模の農業イベント「さが農業まつり」(JAグループ佐賀主催)が30日、佐賀市川副町の佐賀空港東特設会場で始まった。県内各地の農畜産物や花苗、最新の農業機械などが並び、初日から多くの来場者でにぎわった。2月2日まで。
産直コーナーには、ミカンやイチゴ、レンコンやキャベツ、茶など各地の特産物が並んだ。通常より安く手に入るものもあり、両手に買い物袋を提げて会場を回る人が目立った。一日千袋限定の冷凍ピラフの販売コーナーには長い列ができたほか、佐賀牛コロッケや肥前さくらポークウインナーなどが味わえる食堂も人気を集めた。
自動運転機能を搭載した田植え機やアスパラの自動収穫ロボットなど、AI(人工知能)を活用した最新の農業機械の展示もあり、来場者らが興味を示していた。
まつりは45回目。時間は午前9時~午後4時(最終日は午後3時まで)。2月1、2日は佐賀駅と会場とを結ぶ無料臨時バスが運行する。問い合わせは会場事務局、電話0952(45)7280。