国営諫早湾干拓事業で漁業被害を受けたとして佐賀、長崎両県の漁業者が国に潮受け堤防排水門の開門などを求めた訴訟で、漁業者側が18日、事業と漁業被害の因果関係を認めず開門請求を棄却した福岡高裁判決を不服とし、最高裁に上告した。