佐賀県は29日、北部児童相談所(唐津市)の職員が要保護児童の個人情報を記載した文書を無関係の個人宅に誤ってファクスで送信したと発表した。受信した個人からの連絡で発覚し、文書は回収した。

 県によると、文書は自立支援計画案で、要保護児童の特徴や家庭環境、生活目標などが記載されていた。

 職員が27日午後2時ごろ、親と暮らせない複数の子どもを育てている「ファミリーホーム」に送信後、電話で確認したところ、届いていなかったため再度送信した。職員は誤送信したと思わずに対応を取らず、約5時間後、受信した個人からの電話で誤送信が発覚。28日に相談課長が個人宅を訪問し、文書を回収、児童の保護者にも謝罪した。

 自立支援計画案は通常、手渡しをしている。県総合福祉センターは「手渡しを原則とし、ファクスで送信しないことにする」と話し、職員に改めて個人情報の適切な取り扱いについて注意喚起をした。

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