車いすを贈った矢野栄久光製薬総務部長(右)と小原健史BFTC会長=鳥栖市の久光製薬九州本社

 東京オリンピック・パラリンピックのオフィシャルパートナーを務める久光製薬(中冨一榮社長)は29日、嬉野市の佐賀嬉野バリアフリーツアーセンター(=BFTC)へ車いす3台を寄贈した。

 贈呈式は鳥栖市田代大官町の久光製薬九州本社であった。矢野栄BU本部九州本社総務部長が「有効活用していたければ幸い」とあいさつし、BFTCの小原健史会長へ目録を手渡した。小原会長は「大切に使わせてもらいます」とお礼を述べた。

 久光製薬はオフィシャルパートナーとしての活動の一環で昨年10月、全社員を対象にハンディキャップを体験するイベントを行った。社員からイベントで利用した車いすを有効活用してもらおうとの声が上がり、今回の贈呈につながった。

 BFTCは県内のホテルや旅館のバリアについて調査し、旅行者の障害や症状などに応じて宿泊施設を紹介するマッチングを行っている。小原会長はホテルや旅館には車いすがなかったり、あっても数が不足したりしているとし、「私たちが目指す、どんな状態でも、誰でも楽しめる観光地実現のために利用したい」と話していた。

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