サイドバックを主戦場とし、縦への突破力に優れるDF森下龍矢(左)=沖縄県の読谷村陸上競技場

 明治大から加入したサガン鳥栖DF森下龍矢(22)は、サイドバックを主戦場にする。前への推進力や闘志あふれるプレーが魅力で、すでにチームのムードメーカーとして、練習を明るい声で盛り上げる。「サポーターに『森下を見ると元気がでるな』と思ってもらえるよう、心に訴えかけるプレーがしたい」と意気込む。

 静岡県出身で、170センチ、65キロ。利き足は右だが、左右の両サイドバックを務めることができる。ジュビロ磐田U―18から明治大に進むと、4年時には全日本大学選手権などを制し、三冠を達成。「優勝できたからこそ見えた景色があった。鳥栖でもJリーグの頂点に絶対立ちたい」とさらなる高みを見据える。

 一見すると順風満帆なサッカー人生だが、一度はプロを諦めかけ、大学3年時には一般企業への就職活動に励んだ。「それまで、自分の力だけでのし上がってきたつもりだったが、就職活動を経験し、多くの人に支えてもらっていたと痛感した」。その感謝を形にするためにも、改めてプロの道を志した。

 だからこそ、1年目から鳥栖で活躍するという思いが強い。「どんな状況になっても、前に前に進んでいきたい」。初心を忘れず、人との出会いを大切にしながらプロの世界を歩んでいく。

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