医療従事者用マスクなど中国への支援物資をカウンターで預けるA-PADジャパンの関係者=佐賀市の佐賀空港(A-PADジャパン提供)

 中国での新型コロナウイルス感染拡大を受けて、佐賀市に事務所を置くNPO法人アジアパシフィックアライアンス(A-PAD)・ジャパンは27日、ARROWS(空飛ぶ捜索医療団)による支援の第1弾として、中国・上海にマスクなどの支援物資を送るとともに中国人男性スタッフ1人を派遣した。現地の状況や支援ニーズを把握する。 

 支援物資は、医療従事者用のマスク3150枚と医療用ビニール手袋2千枚。感染症予防対策としてA-PADジャパンが佐賀空港の倉庫に備蓄していた物資の一部で、27日に佐賀空港発の春秋航空上海便で中国に送られた。現地の団体と協力しながら医療機関に配布する。

 男性スタッフは上海を拠点に1カ月以上滞在し、情報収集などに従事する。現地で得られた支援ニーズの情報を踏まえて今後の活動の展開を考える方針で、事務局長の根木佳織さん(43)は「感染症の拡大防止にはいち早い対応が求められる。アジアへアクセスがしやすい佐賀を拠点に、迅速に対応していきたい」と話した。

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