落ち着いた雰囲気で開かれた食事会=白石町の正徳寺

 卒業後に就職や進学で県内を離れる高校生などに向けた食のイベントが26日夜、白石町築切の正徳寺で開かれた。会場には県内の特産物を使った料理が並び、卒業を控えた生徒は、食事を通してふるさとの魅力を堪能した。

 イベントは、住職の浦霧慶哉(うらぎりけいや)さん(46)ら有志のメンバー約10人が、佐賀の食文化について、地元を離れる前に感じてもらおうと初めて開催した。

料理は武雄産のパクチーや白石産の牛肉、有明海産のカキなど、メンバーが持ち寄った食材を中心に構成。食事会は有料で、白石町の料理店「野々香」の料理長が腕を振るった。

 会場となった本堂には、佐賀農高の生徒など8人が集まった。和食を中心としたコース料理が運ばれ、参加者は落ち着いた雰囲気の中、食事を楽しんだ様子だった。

 日本大に進学する龍谷高3年の白武憲人さんは「食材の産地を考えることができた貴重な体験。春から上京するので、佐賀のおいしい食材を忘れないようにしたい」と話した。

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