作家の故・笹沢左保氏の佐賀との関わりについて語る笹沢左保記念館館長の島ノ江修治さん=佐賀市立図書館

 佐賀にゆかりのある作家・笹沢左保氏(1930~2002年)を語る講演会が26日、佐賀市立図書館で開かれた。同市富士町にある笹沢左保記念館館長の島ノ江修治さんが、笹沢氏と佐賀の関わりや作品にまつわる話を紹介した。

 島ノ江さんは、笹沢氏が県内の病院に入院し、1987年に古湯映画祭に参加したことがきっかけで佐賀に移住することになったことを話した。「九州さが大衆文学賞」を提唱するなど、県内の文学の発展にも貢献したことを紹介した。

 作品については、笹沢氏が洋画を好んでいたことが、著書「木枯し紋次郎」に影響したことを示唆した。笹沢氏の作品は文庫本で読むことを勧め「解説が付いていて、笹沢さんの違った側面が分かる」と話した。市民約90人が聴講した。

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