地域の安全・安心のため、日々活動している消防団。県内20市町で活躍する若手団員に、入団のきっかけややりがいなどをお聞きします。今回はみやき町消防団女性部の藤村智子さん(26)です。


得た知識は身近な人を守ることにつながる

女性部    藤村智子さん

 

 昨年4月の役場入庁と同時に入団しました。「町の役に立ちたい」との思いからで、父が消防団員だったのもあります。

東京での学生時代、駅でけがをした人を見かけました。でも、私を含めて誰も何もできませんでした。いざというときに手を差し伸べるのは難しいことだと感じ、「自分はいざというときに動ける人間になりたい」と考えました。

 女性消防団員は消火活動はしませんが、けがをした人や被災者の応急手当や心のケアなど寄り添うことを研修で学びます。研修では先輩や他市町の団員の話を聞く機会もあり、「普段は関わることがない現場を知ることができる」「何も知らなければ何もできない」という貴重な意見も聞けます。

地域の防災訓練時に救命指導をする女性消防団員

 昨年のことですが、町内で駐車場のブロックで転倒したおばあさんを見かけました。救急車を呼んで到着するまで声を掛け続けました。研修のおかげで、とっさのときに動け、けがをした人に寄り添うことができました。

 女性消防団員になって得た知識は、お年寄りや子どもなど身近な人を守ることにつながる大切なことばかりです。災害などが多い今だからこそ消防団員は必要なものだと感じます。同年代や若い人に、消防団の役割や大切さを意見交換などで伝えていければと思います。

先輩からメッセージ

女性部部長 大坪明美さん

 

 いつも笑顔で周囲を明るくなごませてくれます。消防団活動にまじめに向き合い、意欲的に取り組んでくれ、入団1年目にして救命講習で指導する応急手当普及員の資格も取得されました。女性部は住民のみなさんへの広報、心肺蘇生法の説明やAED講習会の開催などが活動の中心ですが、災害のときには被災者に接する場合もあります。そのときは消防団員としての自覚を持って対応し、被災者に寄り添い安心感を持ってもらえるような存在になってもらいたいと思います。

 

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