県内の事業者らが自己紹介などを通してマッチングを呼び掛けたネットワーク構築会議=佐賀市のグランデはがくれ

 佐賀県地域産業支援センターさが県産品デザイン公社は22日、商品開発や販路開拓を目指す事業者の「ネットワーク構築会議」を佐賀市で開いた。地域や分野を超えた横のつながりをつくろうと初めて企画した。

 加工食品、農産物を扱う事業者や商工団体といった支援団体関係者ら約50人が参加し、自社の強みや弱み、今後他社と望む連携内容を発表した。ブランド鶏「ありたどり」を生産するありた(有田町)、100軒以上の生産農家と取引がある大塚米穀店(みやき町)、完全養殖マサバ「唐津Qサバ」の研究開発を行う唐津市水産業活性化支援センターなど5事業者がプレゼンテーションを行い、商品開発や販路展開でのマッチングを呼び掛けた。

 プレゼン企業からは「PRが不十分と思っていたので、それを補う場ができて助かった」「他社とのつながりが見つかった」との声が上がった。デザイン公社は来年も開催を検討する。

 県が企画した土産品開発支援事業に2016年から取り組んだ鶴屋菓子舗(佐賀市)、鍋島虎仙窯(伊万里市)も事例を発表した。鶴屋菓子舗は自社単独の新商品開発は行わず、伝統の丸ぼうろをアイスクリーム、マーマレードなどと掛け合わせることで独自色を出し、多くのメディアに取り上げられた成功例を紹介した。

このエントリーをはてなブックマークに追加