シンポへの参加を呼び掛ける佐賀大学の吉賀夏子さん=佐賀市の同大

 地域の歴史資料のウェブ公開や、オープンデータ化をテーマとしたシンポジウムが2月1日午後2時半から、佐賀市の佐賀大学本庄キャンパスで開かれる。人文情報学の専門家による報告や、「オープンデータ」を活用するプロジェクトで実績を上げている佐賀大学の研究者らが講演する。

 大学研究者らが利用する学術情報検索システム「CiNii(サイニー)」の開発者で、東京大学大学院の大向一輝(おおむかいいっき)准教授が「オープンデータと人文情報学」と題し研究報告。国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)の亀田尭宙(あきひろ)さんは「地域歴史資料のオープン化事例と課題」をテーマに話す。

 佐賀大学総合情報基盤センターの吉賀(よしが)夏子さん(理工学部客員研究員)は「小城藩日記データベース」の活用プロジェクトを紹介する。同プロジェクトは昨年、優れた目録・書誌作りの研究を顕彰する「ゲスナー賞」銀賞に輝いている。

 吉賀さんは「歴史資料はデータ化し、活用することでさらに価値が高まる。歴史学と情報学が融合する意義や生み出す効果を知ってもらいたい」と来場を呼び掛ける。

 ▼入場無料(自動車入構料200円)。事前申し込みは不要。問い合わせは佐賀大学地域学歴史文化研究センター、電話0952(28)8378。

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