ベトナム人技能実習生4人が暮らす予定のコンテナハウス=神埼郡吉野ヶ里町の特別養護老人ホーム「シルバーケア吉野ヶ里」

ベトナム人技能実習生のタオさん(中央)が3月上旬から暮らすコンテナハウス内部=神埼郡吉野ヶ里町の特別養護老人ホーム「シルバーケア吉野ヶ里」

介護職員として3月上旬から技能実習生として働くベトナム人のグエン・ティ・ファン・タオさん(中央)=神埼郡吉野ヶ里町の特別養護老人ホーム「シルバーケア吉野ヶ里」

 神埼郡吉野ヶ里町の特別養護老人ホーム「シルバーケア吉野ヶ里」は27日、介護職員として佐賀県内で初めてベトナム人技能実習生を受け入れると発表した。3月上旬からの勤務に合わせ、安心して働ける住環境として敷地内にコンテナハウスの寮を設置した。

 2021年までにベトナム人実習生の女性4人を受け入れる。施設によると、勤勉さを評価し、佐賀在住のベトナム人の職員がいることも縁になり実現した。

 女性の安全を確保するため寮を敷地内に設けた。文化の違いによるトラブルや通勤時の交通事故を未然に防ぐ狙いもある。敷地内にあることで勤務の変更にも柔軟に対応できるという。

 寮として使う4人用のコンテナハウスは断熱構造で32・89平方メートル。家具家電付きでベッドや机、トイレ・シャワー室が完備されている。内装工事や家具家電、設置費を含めて550万円で、費用は全て施設が負担した。実習生からは光熱費を含めて基本給の1割に当たる1万5千円を徴収する。

 3月上旬から寮に住み込んで働くグエン・ティ・ファン・タオさん(19)は「きれいで便利で、働くのが楽しみ」と笑みを浮かべた。藤崎和子施設長は「実習生は3年間、人生を懸けて滞在する。思いに応え、環境を整えなければならない」と話し「実習生の笑顔や優しさ、あいさつが他の職員の刺激になれば」と期待した。

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