タリーズコーヒージャパン創業の経緯などについて説明する松田公太氏=佐賀市のガーデンテラス佐賀ホテル&マリトピア

 地域活性化を目指して人材育成に取り組む佐賀市のNPO「鳳雛(ほうすう)塾」の開塾20周年記念シンポジウムが25日、佐賀市で開かれた。同塾の旗印「すべての人に起業家精神を!」がテーマで、講演したタリーズコーヒージャパンの創業者・松田公太氏は、積極的に行動し人とつながる大切さを訴えた。

 「これからの起業家へのメッセージ」と題して基調講演した松田氏は、父親の仕事の関係でアフリカや米国で育ったが、日本の文化を体験したいと単身、日本の大学に進学した経歴を紹介した。周囲からは反対されながらも起業のため大手銀行を6年で辞めており「自分の頭で考えて、行動してきた」と振り返った。

 偶然、日本に来ていたタリーズの米国社長に会いに出掛け、道が開けたエピソードを語り、「すぐに行動する人は少ないが、必死に頑張って行動を起こせば人とのつながりができ、チャンスが巡ってくる」と前向きに生きる大切さを語った。

 山口祥義知事らが参加し「佐賀創生と起業家育成」をテーマにしたトークセッションや國領二郎・慶応義塾常任理事の講演もあり、中高生や大学生を含む約120人が聴講した。

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