東京・銀座の路上で、大量のマスクなどをトランクに詰め込む中国人観光客=26日午後

 大量のマスクを買い込んだ中国人観光客=26日午後、東京・銀座

 中国人の団体客でにぎわう東京・銀座では26日、ドラッグストアで大量にマスクを購入する客の姿が目立った。多くが中国人客といい、ストアの店長は「あればあるだけ買っていく。売り上げは例年の同時期の5、6倍です」と話していた。

 ココカラファイン銀座4丁目店では、マスクや消毒液、のど薬を買い物籠いっぱいに詰めた客で長い列ができた。同店は入り口そばのコーナーにマスクを積み上げていたが、品切れにならないよう店員が段ボール箱から商品の補充を繰り返していた。

 上海から来日し、両手にレジ袋を提げていた中年女性は「友人に頼まれ、15箱以上買った。中国では品薄になっているから」。広州市から来た女性(28)も1箱65枚入りのマスクを10箱以上購入したといい「中国では生産が追い付いていない。親戚に配る」と話した。

 同じような光景は札幌市でも見られた。香港から家族3人で旅行に来た李美美さん(48)はマスク数十枚を購入。「友達から、香港ではマスクを買うのに長蛇の列だと聞いた。帰国したら、今よりひどい状況になっているかもしれないので気を付けたい」と心配そうな様子だった。【共同】

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