日韓情勢について講演する武貞秀士氏=鳥栖市のホテルビアントス

 報道番組でおなじみの朝鮮半島情勢研究家、武貞秀士(たけさだ・ひでし)拓殖大学大学院客員教授が24日、鳥栖市のホテルビアントスで今後の日韓関係について講演した。

 防衛省防衛研究所に36年間勤務した武貞氏は、日韓関係を地理的条件や歴史的観点から説き起こして、現在の文在寅(ムンジェイン)政権の方向性などを分析した。

 昨年、日本が輸出管理の優遇対象国から韓国を除外したことについて「韓国はロシアや中国の部品を買い、国内産業を育てようとしている」と指摘した。その上で日本部品を使った高機能の製品に比べると60~70点の製品だが、世界ではむしろこちらの方が需要があるとし「60点の製品を世界に売りまくろうとしている韓国を過小評価してはならない」と述べた。

 朝鮮半島情勢については「文大統領は北朝鮮と和解し、なだらかな連合のような形を経て、統一に持って行くのが最終目標」と解説した。

 鳥栖商工会議所など7団体が新春経済講演会として開催し、約90人が聴講した。

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