30歳以上の九州大会で準優勝を果たし、初めての全国大会切符をつかんだサガンウェーブの選手たち(提供)

 佐賀の“なでしこ”が初めての全国舞台に挑む。昨年11、12月に宮崎県で開かれた「第31回九州O-30(30歳以上)女子サッカー大会」で準優勝を果たし、全国大会への初出場を決めた「サガンウェーブ」。選手を兼任する宮﨑美由紀監督は「全国ではとにかく1勝できれば」と意気込む。

 2日間の九州大会は5チームの総当たりで実施された。サガンウェーブは初日に鹿児島、宮崎のチームを破ったものの、2日目の初戦は沖縄のチームに0-3で敗れた。2位を懸けて臨んだ熊本のチームとの一戦は「守りで耐えた」(宮﨑監督)とPK戦にもつれる接戦を制した。

 チームは、高校や大学など学生時代に競技に打ち込んでいたメンバーで構成している。O-40(40歳以上)での練習やメンバーの一部が所属するフットサルチームでの練習を中心に技術向上を図る。全体練習は大会前に数回だが、宮﨑監督は「トレセンなどで一緒にプレーした選手が多い。連係は問題ない」と話す。

 チームの要はMF古賀久美子選手。中盤で攻守のバランスを取る司令塔で、パスを散らすことができ、自らも仕掛ける。攻撃では、キープ力のある永松佐知子選手とスピードのある山口智美選手の両FWが軸で、足元の技術が高いMF古川未来選手にも期待が懸かる。松本明子選手と古川こよみ選手のCB2人を中心に粘り強い守備を見せる。

 全国大会は静岡県で開催され、16チームが3月21日から3日間で頂点を競う。同時期にフットサルの全国大会も行われるため、主力選手が抜ける可能性もある。それでも宮﨑監督は「どれぐらい選手が集まるか分からないが、初の全国舞台を楽しみたい」と力を込める。

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