鳥栖―水戸 積極的なドリブルで好機を演出したDF内田(中央)=沖縄県の読谷村陸上競技場

鳥栖―水戸 ゴールを奪ってチームメートと喜ぶMF本田(中央)=沖縄県の読谷村陸上競技場

 サッカー・J1サガン鳥栖は沖縄キャンプ8日目の24日、読谷村陸上競技場で、J2水戸と今キャンプ初の練習試合に臨んだ。30分を4本行い、1本目0―0、2本目1―1、3、4本目は0―0で、計1―1の引き分け。金明輝(キン・ミョンヒ)監督は「初戦にしてはいい感じだった」と一定の評価を下し、「きょうはメンバーをごちゃ混ぜでやった。まだまだ競争させる」と語った。

 1、2本目の先発にはMF小屋松、DF内田、FW林ら新加入選手が多く名を連ねた。初の対外試合で攻撃にテンポが生まれず、2本目の8分には相手のサイド攻撃から先制を許した。ただ同23分、DF小林が中盤でボールをカットして前線にスルーパスを送ると、反応したMF本田が左足で同点ゴールを決めた。

 3、4本目には金崎、金森の両FW、MF原川ら昨季の主力が出場。得点こそ奪えなかったが、新チームで取り組んでいる効果的なプレッシングや、後方からの丁寧な攻撃の組み立てに挑戦する姿勢が見えた。

 試合後には攻守ともに課題を口にする選手が多かった。38歳のベテランMF梁勇基(リャン・ヨンギ)は「うまくいく、いかないはあるだろうと予想していた。出た課題を次に克服するため、練習していけばいい」。着実に歩みを進め、チームとしての戦い方を確立させていく。

 

新加入DF内田積極性光る

 J2徳島から新加入のDF内田が積極的な攻撃参加を見せた。巧みなドリブルで何度もチャンスメークし、「中央、サイドの両方からもっと仕掛けていく」と意気込んだ。

 1、2本目に左サイドバックで先発した内田は、同サイドに入ったMF小屋松と連係しながら攻撃を構築した。ペナルティーエリア付近でドリブルを仕掛けると、相手のファウルで倒され、計2本のFKを獲得した。

 ただ、本人はプレーについて満足していない。「ファウルをもらうのではなく、ドリブルで抜き去ってゴールを狙いたい。周りがフリーであれば、うまく判断して使っていきたい」と頼もしい。キャンプでチームメートとの連係を深め、ポジション奪取を目指す。

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