東松浦郡玄海町の脇山伸太郎町長(63)が福井県敦賀市の「塩浜工業」側から現金100万円を受け取っていた問題で、町議会は執行部側からの要請を受け、27日に全員協議会で脇山町長から説明を受けることにした。町議からは現金受領への批判や疑問の声が上がる一方、進退を問う意見は今のところ上がっておらず、対応が注目される。

 脇山町長が町議から転身して初当選した2018年7月の町長選では9人の町議のうち5人が脇山陣営に加わった。このうちの一人は町長の行為について「現金を返したから大丈夫という話ではない」と断じた。

 別の町議は、町長の23日の記者会見での説明に疑問を抱く。現金100万円の返還を、当選後に知り合った知人の男性に依頼したという点で「秘密を第三者に明かすことはリスクにもなる。なぜ自ら郵送するなりして、すぐに返還しなかったのか」といぶかる。

 全員協議会は一連の報道を受け、執行部側が議会に開会を呼び掛けた。非公開で、町長自らが現金受け取りの経緯などを説明する。

 町長選で脇山氏の応援に加わらなかった議員の一人は「まだ周りがどうこう言うときではない。まずは本人から話を聞いてからだ」と、見極める考えを示した。

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