新型肺炎を警戒し、佐賀空港の出入り口に張られた注意喚起のポスター=佐賀市川副町

 中国・武漢市で新型コロナウイルスによる肺炎の感染が拡大する中、24日から春節(旧正月)の大型連休が始まり、佐賀県内でも中国からの訪日客の利用が想定される佐賀空港や宿泊施設などでは感染予防へ警戒を強めている。佐賀空港ではポスターなどでの注意喚起に加え、中国からの利用客に健康状態の留意を促すカードを25日から配布する。

 福岡検疫所によると、佐賀空港を含む管内の空港では8日から掲示してきたポスターに、武漢での滞在歴の有無だけではなく「咳止め剤や解熱剤を服薬している場合」を検疫官への申告内容に追加した。引き続きサーモグラフィーでも発熱の有無を確認する。

 さらに25日からは、空港で「健康カード」を配布。毎日の体温測定による発熱の有無の確認を呼び掛けるほか、37・5度以上の発熱や咳の症状が出た場合は、外出を控えることや医療機関の受診を促す内容も日本語、中国語、英語の3カ国語で記載している。

 県旅館・ホテル生活衛生同業組合は、文書で宿泊施設に注意を促している。文書には、宿泊者へのコロナウイルスに関する情報の提供や滞在中に発症が分かった場合に医療機関を紹介することが盛り込まれ、受け入れ側の対策としては従業員の手洗いやうがいの徹底を呼び掛けている。

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