九州新幹線長崎ルートの2022年度の暫定開業に向け、工事が進む武雄温泉駅=武雄市武雄町

 赤羽一嘉国土交通相は24日の閣議後会見で「(佐賀県と)協議に入る前の段階で時間を要するとは考えていなかった」と戸惑いをあらわにし「速やかに佐賀県との間で協議が開始されることを期待している」と述べた。同日の参議院本会議では安倍晋三首相が「新幹線ネットワークの早期構築が必要」との認識を示した。

 赤羽氏は昨年12月に知事と面談した際「(協議入りに)前向きな感触だった」とした上で、事務レベルの確認作業が続いている状況に「知事の意向が必ずしも事務方の皆さんに反映されていないのかなと、ちょっと戸惑っている」と心情を明かした。

 国交省は16日、1月中の協議入りを目指し、幹線鉄道課長を県庁に派遣し事務レベルで意見交換をした。山口祥義知事は22日の定例会見で、1月中の協議入りは「到底考えられない」と否定した。

 参院本会議では安倍首相が整備新幹線を巡り「目標時期に合わせ現在整備中の3区間を確実に開業させるよう、着実に工事を進める。新幹線の全国ネットワークを構築し、災害に強い国づくり、国土強靱(きょうじん)化を進める」と述べた。自民の野上浩太郎議員(富山県)の質問に答えた。

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