佐賀県警は24日、県内の2019年の刑法犯認知件数が前年比179件減の3402件(暫定値)だったと発表した。戦後最少を5年連続で更新、前年に比べて窃盗犯や暴行などの粗暴犯が減ったが、ニセ電話詐欺の被害件数は2倍近い38件に上った。

 窃盗犯は、前年より136件少ない2510件。手口別では自転車盗が78件減の538件、万引は117件減の498件、車上狙いは59件増の284件。粗暴犯は53件減の215件で、殺人や放火などの凶悪犯は1件多い20件。

 知能犯165件(前年比12件増)のうち、ニセ電話詐欺は38件(同18件増)で被害総額は約9967万円(同約6465万円増)だった。このほか昨年から増えているケースとして、警察官などをかたって電話をして被害者宅を訪れ、キャッシュカードを盗んで現金を引き出す手口が12件(被害額計約900万円)あり、合計すると実質的なニセ電話詐欺の被害は1億円を超えた。

 摘発は2146件(前年比140件減)で、摘発率は全国で7番目に高い63・1%(同0・7ポイント減)だった。覚醒剤など薬物事犯の摘発は73人(同4人減)で、うち大麻事犯は22人(同5人増)と過去10年で最も多く、内訳は10~20代が14人(同8人増)で63・6%を占めた。

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