冬山へ向けて一斉に走り出す鳥栖工高の生徒たち=鳥栖市養父町

 鳥栖工高(代居正巳校長)の伝統行事「第55回全校ロードレース大会」が22日、鳥栖市の山あいまでを折り返す約10キロのコースで開かれた。時折、冷たい小雨が降る中、1~3年の約700人が自分と闘いながらゴールを目指した。

 寒さを克服して体力を培おうと、毎年この時期に開いている。雨の予報が出ていたため、開会式を行わず予定を早めて学年ごとに順次、養父(やぶ)町のJA施設前をスタート。市民の森、河内ダムを巡って若葉まちづくり推進センターに次々にゴールした。

 一般個人(駅伝部除く)3年の部で優勝した土木科の工藤龍虎(りゅうと)さんは卒業後、自衛隊に入隊する。「山に向かう途中のアップダウンがきつかった」とレースを振り返り、「この大会はいい伝統です。メンタル面も鍛えられた」と今後に向けて気持ちを新たにしていた。

 学校では、PTAのメンバー約50人が豚汁千食を作り、生徒をねぎらった。同校OBの水田敦史会長(45)は戻ってくる生徒に声を掛けながら「みんなで全力を出して走った気持ちを、ずっと忘れないでほしい」と話した。

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