東松浦郡玄海町の脇山伸太郎町長が、福井県敦賀市の建設会社側から現金100万円を受け取っていたと報じられた23日、佐賀県内の反原発を訴える市民団体からは「住民の命を預かる立場を分かっていない」と憤りの声が上がった。

 原発立地自治体の首長は運転の可否などの判断にも関わる。「玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会」代表の石丸初美さん(68)=佐賀市=は「私たちは命を預けているのに、自身の立場や責任の重さを分かっているのか。この100万円だけなのかと疑いたくなる」と語気を強めた。

 玄海原発反対からつ事務所代表の北川浩一さん(72)=唐津市=は「関西電力であったことが九州でもあったかという驚きと同時に、『やっぱり』との確信に変わった」。金品のやりとりが疑われる原発工事受注の噂は耳にするといい、「そのあたりにもメスが入るといいが」と話した。

 裁判の会などの団体は、27日に町役場を訪れ、脇山町長に経緯を尋ねる質問・要請書、町議会には調査を求める要請書を提出する方針。

このエントリーをはてなブックマークに追加