連携協定を結んだ嬉野市の村上市長(左)と百合野社長=嬉野市役所嬉野庁舎

 嬉野市は20日、青果市場を運営する北九州青果(百合野博社長、本社・北九州市)と連携協定を結んだ。市内で試験的に栽培が進む農作物の販路を確保しつつ、市場と連携し、新たな農作物の需要を探る。

 市ではこれまで、茶農家などの冬の収入源を模索していて、昨年10月下旬ごろから地元農家と協力し、市内4カ所でロマネスコ(カリフラワーの一種)など西洋野菜の試験栽培に取り組んでいた。

 協定締結後は当面、市内で生産される西洋野菜を市場に供給する。また、同青果とともに、市内で生産できる新たな農作物を発掘し、農業収入の増加や新規就農者の確保に結び付ける。

 嬉野市役所嬉野庁舎であった締結式では、村上大祐市長が「端境期にどのように収入を得ていくか、課題があった。販路を開拓し、嬉野市だけでなく、他の産地とつながって市場が求める数量を確保していきたい」とあいさつ。百合野社長は「技術的な情報提供をしながら、生産者の所得向上の役に立てれば」と述べた。

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