唐津市の神集島周辺で計画されている洋上風力発電事業で、知事意見書案を審議した佐賀県環境影響評価審査会=県庁

 唐津市の神集島近海で東京の民間企業が計画している大規模な洋上風力発電で、佐賀県環境影響評価審査会(会長・穴井謙福岡大工学部教授、15人)は22日、同社の環境影響評価(アセスメント)方法書に対する知事意見案を原案通り承認した。騒音や景観など生活環境への影響の対策を求めた。県は2月4日までに経済産業相に提出する。

 意見案は唐津市や県の関係課の指摘を反映した。風車の影を考慮した配置など景観への影響を回避、低減するように求めた。バードストライク対策は最新の知見で、鳥類からの視認性を高める対策を要請した。

 東京の「再エネ主力発電化推進機構洋上唐津発電合同会社」の計画では、風力発電機34~43基を設置し、最大総発電量は40万8500キロワットを見込んでいる。

 計画を巡って同社は、風車の間隔を広げて発電効率を向上させることなどを理由に、設置区域を予定海域の北側に約2千平方メートル広げる方針も示している。現地調査を今後実施して準備書を提出する。

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