九州各県から集まった観光ボランティアガイドたち

これまでの取り組みを発表する肥前名護屋城歴史ツーリズム協議会の福浦恵理子さん=唐津市のホテル&リゾーツ佐賀唐津

 観光ボランティアガイドが集まり、ガイドの質の向上を図る「九州観光ボランティアガイド研修会」が22日、唐津市東唐津のホテル&リゾーツ佐賀唐津で開かれた。九州7県から82団体約240人が参加。地元を代表し、肥前名護屋城歴史ツーリズム協議会事務局次長の福浦恵理子さん(41)がSNSなどを活用した誘客策を紹介した。

 福浦さんは、観光ガイドとしてどう集客につなげるかについて発表。観光客を呼び込むため、メディアへの積極的な露出、ブログやSNSを利用した情報発信、ホームページからでもガイドの予約をできるようにするなど、時代の流れに合わせた戦略を説明した。「地域を好きになれば、楽しくガイドができ、お客さまもその地域を好きになってくれる、という好循環が生まれる」と話し、地元に誇りや愛着を持つよう呼び掛けた。

 大分県杵築市の政策推進課長の黒田幸一郎さんによる「観光ほど素敵な仕事はない」と題した講演もあった。黒田さんはガイドに必要なものは「情熱、おもてなしの心、体力」とした上で、「ガイドのやり方は十人十色。観光客のニーズを早めにつかみ、説明の仕方や案内する場所を決めることが重要」と話した。

 このほか、参加者たちは他団体のガイドたちと意見交換するなどして親交を深めた。研修会は23日まで開かれ、五つのコースに分かれて唐津市や伊万里市、有田町などを地元ガイドの案内で回る。

 この研修会は、ガイドのスキルアップや情報交換の場を設けようと、一般社団法人九州観光推進機構などでつくる実行委員会が2007年から開いている。各県持ち回りで開催し、佐賀県は2回目。

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