それぞれのグループで話し合った学校や家庭に対する不満を発表する参加者ら=佐賀市の県教育会館

 「青少年の現状と本音を知る会」が19日、佐賀市の県教育会館で開かれた。県内の中高生約20人が、大学生や青少年教育に関わる大人を交えて、日頃感じている不満や疑問を語り合い、世代間のギャップに理解を深めた。

 中高生は四つのグループに分かれ、サポート役の佐賀大生と共に考えた。髪型や服装など校則に対する不満が多かった。学校敷地内でたばこを吸う先生を見た生徒から「吸ってもいいのか」との指摘があったほか、「先生はたばこを吸わないでほしい」との声もあり、大学生は「子どもは意外と見ている」と総括した。

 「将来使わない勉強を、なぜしなければならないのか」という問いは大人を悩ませた。実際に先生に必要性を聞いたことがあるという生徒は「『きりがないから言うな』と言われた」と答え、発表後の大人との意見交換でも議論した。

 参加した佐賀市の岡本寿さん(46)は「子どもたちの本音はドキッとするものもあった。答えを一緒に考えることができて良かった」と振り返った。城東中2年の正林朱莉さんは「自分の意見もちゃんと聞いてもらえたし、大人目線の意見も聞けた」と話した。

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