さまざまな焼き物の作品も展示している有田工高の卒業制作展=有田町の県立九州陶磁文化館

有田工高の卒業制作展のポスターを制作した嶋江大悟実行委員長=有田町の県立九州陶磁文化館

電気科のチームが作ったイライラ棒に挑戦する生徒=有田町の県立九州陶磁文化館

1年間の成果を披露する生徒の作品に見入る来場者=有田町の県立九州陶磁文化館

 有田町の有田工高(津川久博校長)の第51回卒業制作展が21日、有田町の県立九州陶磁文化館で始まった。全日制4科、定時制2科と聴講生の計192人が、ものづくりを学んだ高校生活の集大成となる作品を展示。地域活性化のツール、焼き物、ロボットなど約500点の力作を並べている。26日まで。

 デザイン科と、セラミック科の一部の生徒は、クリエーティブディレクターの佐藤可士和さんの授業を受け、「ENTER」をテーマに有田町を元気にするものづくりに取り組んだ。

 画面上のキャラクターが人の動きに連動するVtuber(バーチャルユーチューバー)を制作したほか、西有田地区特産「有田完熟きんかん」のパッケージに採用されたデザインの作品などを紹介。同展実行委員会の嶋江大悟委員長は東京の佐藤さんを訪れて指導を受け、同展のポスターを作成した。「卒業で終わりではなく、これから始まるとの思いを込めた」と、ページを開く立体感あるデザインに仕上げた。

 セラミック科は食器やギターのボディー、装飾品の陶磁器を出品。電気科はサッカーロボット、電極棒がピラミッド形のコースの障害物に反応するイライラ棒などを、機械科はカセットコンロ用の料理器具といったアイデア作品をお披露目した。

 課題研究発表会はセラミック科が23日、デザイン科が24日の各午前9時~午後3時に同館で開かれる。

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