スピードに乗ったドリブルが武器のMF小屋松知哉=沖縄県の残波ビーチ

 サガン鳥栖にJ2京都から加入したMF小屋松知哉(24)。抜群のスピードで相手陣内を切り裂くドリブラーは「監督が目指す攻撃的なサッカーに魅力を感じた。サガン鳥栖で力を発揮したい」と活躍を誓う。

 京都府出身で171センチ、64キロ。京都橘高2年時に全国高校サッカー選手権で得点王に輝くなど、華々しい経歴を引っ提げて2014年にJ1名古屋でプロ生活をスタートした。

 だが、同年4月のデビュー戦で左ひざ前十字じん帯を断裂し全治6カ月の負傷。「人生で初めて大けがを負い、気持ち的にきつかった」と当時の心境を明かす。

 苦しいリハビリ生活だったが、徹底したケアで復活を遂げた。「いろんな人に支えてもらった。私生活も意識して過ごすようになった」。大けがを乗り越え、昨季は京都でリーグ戦全42試合に出場を果たすタフな体を手に入れた。

 母親が福岡県出身だが、自身は初めて九州で暮らす。鳥栖市について「まだどこに何があるか分かっていない」と笑う。オフの時間は経済系や自己啓発の本を片手に、カフェでリラックスするつもりだ。右も左も分からない土地だが、すでにお気に入りの場所もある。駅前不動産スタジアム。「観客席が近くて雰囲気がいい。お客さんが入った時に独特の雰囲気になりそうなので、早く体感したい」。スピード感あふれるプレーで、サポーターの心をわしづかみにしそうだ。

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