過去の体験会で、本格的な香木の香りを楽しむ参加者(提供写真)

 室町時代に成立した日本独自の芸道「香道」の体験会「初春の香りを楽しむ」が26日、佐賀市松原の徴古館で開かれる。香道の歴史を学びつつ、異なる種類の香りを聞き分ける「組香(くみこう)」などでみやびな世界を堪能する。

 体験会は今年で11回目。福岡県糸島市の「冨貴寺」住職で「志野流香道九州松隠会」の椛島禅徹(ぜんてつ)さんが香道の歴史や遊び方、香炉の扱い方などを解説する。

 今年の組香は「替慶賀香(かわりけいがこう)」。「鶴」「亀」「蓬莱山」と名付けられた3種類の香りを聞き当てる。

 山形に整えた灰の上に「銀葉(ぎんよう)」という薄い板が敷かれ、その上にのせた香木がほのかに香る中、参加者は鶴と亀の香りを記憶。その後、順番に4回ずつ回ってくる香炉の香りを聞き分け、1~4回目がそれぞれどの香りだったのかを紙に書き、答え合わせをする。

 参加費は2千円(小学生以下千円。抹茶付き、企画展観覧料込み)。午前10時から午後2時までの4回開催で各回24人。参加希望者は同館=電話0952(23)4200=に事前予約する。

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