女性の活躍推進について講演する小林万里子副知事=唐津市二タ子の高齢者ふれあい会館りふれ

 女性として初めて佐賀県副知事に就任した小林万里子さんの講演会が18日、唐津市二タ子の高齢者ふれあい会館りふれで開かれた。「女性の活躍推進」と題して、県内の男女間の格差をデータで示しながら、よりよい社会のあり方を考えた。

 男女間の格差を示す国際的な指標「ジェンダーギャップ指数」で、日本は153カ国中121位と低い現状にある。その中で佐賀県は、夫婦の共働き率が全国9位と高いにもかかわらず、夫の1日の家事時間は約37分と短く、全国46位にとどまっている。

 小林さんは現状を変えるには「難しいが、男女の意識を変えることが必要」と主張した。職場や地域で頑張る女性を表彰する県の事業や、男女共同を話し合う県主催の会議を紹介した。「多様な背景を持つ人が関わり合う中で、女性も活躍できるようになれば社会が良くなる」と説いた。

 約250人が参加した。掃除洗濯を毎日やっているという市内の伊藤義資さん(67)は「男は仕事、女は家事といった考えを改めるには、子どものころから教えんといかん」と話していた。

 講演会は男女共同参画を目指す唐津市の団体「レゾナ」が主催した。

このエントリーをはてなブックマークに追加